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StableDiffusionで狙った構図で生成したい
Posted on 4月 23rd, 2023 はおりん No comments馬車道LoRAと、自前で学習させたうちのメイドのLoRAを組み合わせたら好みの画像が出来たので、これを壁紙にしたい。

とはいえ、これをこのまま横長にすると、キャラが中央に来るのは道理である。
なので、まずは背景を適当に「japanese cafe」あたりででっち上げる。

これに、フォトショでキャラだけを抜き出した画像を重ね合わせると、こうなる。

この時点でおおよそソレっぽいのだけど、フォトショの全自動被写体選択に任せているので

こういった辺りが怪しい感じになっている。これを、img2imgで、なんとかしたい。
まず、この合成した画像を、img2imgにつっこむ。

promptには、キャラと背景、両方のプロンプトを入れておく。ネガティブはよしなに。

で、Seed値を-1にして生成すると、こうなる。


だいぶ変わったなぁオイ。
というわけで、Seed値には背景のシードを指定しておくほうが、全体が崩れなくて良いとわたしは思う。


だいぶ近いものがある。が、まだちょっとイメージと違う。たとえばイスの形はもっとシンプルなほうがいいとか。
そういうときは、Variationが役に立つと思っている。

これでバッチ生成する。



しかしこれだと、Denoising strengthが強すぎて、手が崩れたりしがちで、さらに全体がボケた絵にもなりがちだ。
というわけで、DenoisingとVariation sterngthのX/Y plotがこちら。
画像サイズが大きいので、右クリックして「画像を新しいタブに表示」するなりしてほしい。

さらに、別案として、CFG scaleとVariation sterngthのX/Y plotがこちら。
Denoising = 0.65

Denoising = 0.4

この画像の場合の結論
画像にもよるのだろうけど、今回の場合は、
Denoising = 0.4
CFG Scale = 6
Variation stength = 0.6
あたりが良いのではないかと思われた。



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