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自炊したコミックの表紙を切り出すツール
Posted on 4月 4th, 2015 はおりん No comments自炊したあとに、表紙を背表紙を切り出すのが面倒だったので、半自動でやってくれるツールを作りました。
コミックの表紙を広げてスキャンすると、こんな画像になります。
ここから、下記の2枚を切り出したいわけです。
(下の方が切れてるのは画像キャプチャ方法の問題なので、気にしないでください)
最初のうちはPhotoshopでがんばってたんですけど、もうイヤになりまして。
そこで、こういうソフトを作りました。使い方
最初の、切り出す前の画像をtrimcover.batにドララッグドロップすると、上記の画面になります。
ここから、以下のキー操作で微調整します。
もちろん、キーじゃなくて、マウスでスライドバーを調整してもいいです。- カーソル← 「全体」を左に10pxスライド
- カーソル→ 「全体」を右に10pxスライド
- Shift+カーソル← 「全体」を左に1pxスライド
- Shift+カーソル→ 「全体」を右に1pxスライド
- [ 「背表紙」の大きさを10px小さくする
- ] 「背表紙」の大きさを10px大きくする
- Shift+[ 「背表紙」の大きさを1px小さくする
- Shift+] 「背表紙」の大きさを1px大きくする
調整し終わったら、「Enter」を勢いよく、ッターン!
投入した画像と同じフォルダに、000a.jpgと000b.jpgっていう名前で表紙と背表紙が生成されます。注意事項
半角スペースを含むパスに解凍すると正常に動作しないことが判明していますが、面倒なので直しません。
計算ロジック
このツールは、背表紙の大きさを、ある程度予測して初期位置を決定しますが、その計算に「総ページ数」を使っています。
なので、投入する表紙画像のフォルダに、自炊したコミック全体が入っていないと、総ページ数が分からず、おかしな位置で背表紙を表示します。
まぁ、そのあと手で調整すればいいだけなんですけど、
自炊する→前ページの画像を1つのフォルダに入れる→表紙画像をtrimcoverする→zipで固める
っていう手順がオススメです。ダウンロード
ライセンス
中身はPHPとwinbinderで作られています。
コンパイルしてないので、phpが読み書きできる人なら改造も出来ます。
ライセンスはPHP Licenseとしますので、個人利用・商用利用・改造・再配布、ご自由にどうぞ。
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