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EeePCをまた買った?!
Posted on 7月 15th, 2009 はおりん No comments今、流行のネットブック。もしくはUltraLowCostPC。
その代表格といえばASUSのEeePCと言って、過言ではないだろう。以前、初期型、とは言わないが、結構古い型の701 SD-Xを買った記事は書いたが、なんていうか、手狭になったって言うか、やっぱり800×480のディスプレイは狭いというか、もっと長時間バッテリで動いて欲しいという欲望がふつふつと湧き出てしまい、ついつい新しいネットブックを買ってしまった。
そもそも、701 SD-Xも3時間近くは動いていたのだが、emobileをつなげて出先でインターネットで調べ物をしたり、電車で長時間移動したりなんてしていると、公称3.7時間のバッテリーだと心許なくなってくる。
そこで、大容量バッテリを調べ始めたのだが、容量の大きいバッテリは当然重量も大きくなる。標準バッテリで905gのSD-Xを大容量バッテリにするとおおよそ1kgを超える程度になってしまう計算になる。
そこで考えたのが、長時間タイプのネットブックへの買い替えである。工人舎のSCシリーズも良かったのだが、オプションバッテリを購入しないと3.4時間しか動かない。
VAIO typePに大容量バッテリというのも手だが、typePはULCPCとは言いがたい価格帯である。
そして、やはり駆動時間の長さではEeePCが目立つのである。
その中でも901-X、901-16Gについては標準バッテリで8時間以上の駆動時間を実現している。
そこで今回は、901-Xの上位版にあたる、901-16Gを購入することとした。901-16G
購入したのは、EeePC 901-16G。色は、ファインエボニーとかいうやつで、いわゆるブラックである。
701 SD-Xは安っぽいプラスチックの外装だったのだが、901-16Gは光沢のあるツヤツヤの外装になった。
黒い天板がまるで鏡のようである。大きさはSD-Xとほぼ同等。実はこの条件も選定基準のひとつに入っていた。
軽装で出かけるときに使用しているバッグはEeePCとiLiadがちょうど良く入る大きさであったため、SD-Xよりも大きくなると入りきらない可能性があったのだ。
SD-Xと901-16Gを重ねると、ほとんど同じ大きさに見える。上がSD-Xで下が901-16G。901-16Gの方が奥行きが1cm長く、わずかに後ろにはみ出す感じになっている。
1cm程度の差ならバッグにも入り、ちょうど良い。
厚みは901-16Gの方が、ほんのわずかに厚い程度。誤差の範囲と言って誤魔化せる範囲である。重さはSD-Xより200g増えて、1.1kg。
公称8.1時間駆動のバッテリなので、当然重量も重くなってくる。200g増加は、個人的に許容範囲ギリギリだった。
画面の大きさはさすがに901-16Gの方が大きくて、見やすくなっている。
画面両側についていた大型のスピーカーが無くなってしまったのは残念だが、液晶サイズとのトレードオフと言うほか無い。液晶の品質はほとんど変わらず、ノングレアタイプで、屋外でも見やすくなっている。
バックライトはSD-X以上に低輝度まで下げることが出来、長時間駆動に貢献している。
最大輝度にしたときの視認性もよく、モバイル性に非常に優れた画面になっていると思う。キーボードの打鍵感は変わらず悪いが、打てないほどではない。
モバイルだと割り切れば、PDAよりはよっぽど打ちやすい。
SD-Xから大きく更新されたのがタッチパッドで、あの硬いボタンが、だいぶ押しやすくなっている。
SD-Xでクリックしようとすると、結構な力を入れないとクリックできなかったのだが、901-16Gの方は、一般的なノートPC並みと言ったところ。
複数の指を同時に使うジェスチャー機能も健在で、タッチパッド派にはとても使いやすいのではないかと思う。速く、大容量になったSSD
901-16Gの特筆すべき点、901-Xからアップグレードされた点は、なんと言ってもSSDである。
701-16GのSSDはプチフリが酷く、EWFを導入しないとやたら待たされることが多いと書いた。
しかし、901-16GのSSDはコントローラが改善され、プチフリがほとんど発生しなくなっているとのことである。
実際に、起動=>FireFox起動=>このブログを表示=>終了=>シャットダウンまでを行った動画を見ていただきたい。
昼間に自宅で撮影したため、背景からの太陽光のせいで画面が白く飛んでいるが、なんとなく雰囲気を掴んでいただきたい。起動時にアクセスが落ち着くまで待ってはいるが、一旦アクセスが落ち着けばあとは非常に快適に利用できる。
SD-XのEWF導入後よりやや遅いが、EWFを導入せずにこの速度であれば、このままで問題ない速度である。
実際、901-16GはEWFを導入せずに使用している。
なお、起動時にアクセスが落ち着くのを待ってあげないと、プチフリに似た症状が出てしまった。起動してしばらくすれば直るのだが、他のアプリが同時にアクセスしてる分、なんらかの処理終了まで時間がかかるようなので、起動後、安定するまで30秒ほど待つのが、もっとも速い手段のようだ。指紋が付く
さて、901-16Gの外観だが、光沢のある外装となっているため、すでに指紋べったべたである。
あと、鏡のように映りこむのだが、これが好きではないので、シールを貼って反射しないようにしつつ、自分好みに仕上げてしまおう。901-16G用のシールはDecalGirl.comで入手することが出来る。
米国からの航空便輸送になるので、送料が17ドル程度かかる。今回はこのようなデザインのシールを購入した。
どことなく、攻殻機動隊のような雰囲気に思えなくも無いデザインである。シールは天板用と、パームレスト用の2枚で1セットになっている。
パームレスト用の方はデザインが微妙な気がするが、無いよりはマシである。シールは何度でも貼り直しがきくとのことで、裏面はエンボス加工のような感じになっている。
ただ、ビニールシールのため、貼るときに引っ張りすぎると伸びてしまうので注意が必要だ。
実際に貼ってみたものが、コチラ。思ったよりもしっくり来る仕上がりとなった。
手触りはビニールそのもので、映りこみも多少はあるのだが、柄がある分、気になりにくい。
また、何度でも貼り直せるという事は、飽きたら別の柄に変えられるということと思われる。
一応、3枚買ってあるので、飽きたら違う絵に変えてみようと思う。
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