-
ひどいめにあった
Posted on 2月 8th, 2008 はおりん No comments電子機器は交流電源では稼働しない。
回路を駆動するために家庭用コンセントを使用する場合、交流100Vを、直流?Vに変換しなければならない。
そして、世の中のモバイル機器は、ほとんど直流5Vで動いている。商用交流100Vから、直流5Vを取り出すにはトランスないしスイッチング電源を用いるが、モバイル機器ともなればこれらの電源回路を内部に持つようなスペース的余裕は無い。
そのため、モバイル機器を動かすために、さらに、内蔵バッテリを充電するために、ACアダプタを用いて、定格電圧・電流を機器へと入力することになる。これは、W-ZERO3でも違わない。
さて、ここで、次の写真をご覧頂こう。
ごく一般的なACアダプタの形状で、金属製の筒の先端に、プラスチックの絶縁体が付いている。
次に、受け口。
こちらもごく一般的なもので、円形の穴の中に金属の棒が1本立っている。
さて、先ほど、ACアダプタの端子の先端は、プラスチックで絶縁されていると言ったが、通常は頑丈に接着されていて、取れることはない。
だが、まれに、絶縁部だけが、穴の中に残ってしまうことになる。
そうすると、別なアダプタを差し込んでも、接点に届かず、通電しないことになる。W-ZERO3の場合、穴の直径はわずかに4mm。
ピンセットですら取り出せない。
かなり無理をして取り出すことになった。
もはや、手術である。で、摘出されたのが、これ。
おそらく、USB充電ケーブルの先端だと思われる。
会社に行ってケーブルを確認してみるが、きっと先端部が無いのだろう。なお、この手術には犠牲が必要だった。
それは、
・親の睡眠(騒音公害)
・私の睡眠時間
・精密マイナスドライバー
だ。
マイナスドライバーで少しずつプラスチックを削り、円の一部を破壊して引っ張り出したのである。
その過程で、無惨にも、1本折れてしまった。
まことに残念だ。とにかく、
もうこんな手術はごめんこうむる。ちなみにこの写真、Z100fdで撮影したもの。
ほとんどが片手ホールド。
両手でのホールドでも、空中でがっちり持っただけ。
手ぶれ補正ってすごいねー
ハードウェア, 過去日記 失敗コメントを書く