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簡易積層式乾酪甘味 – ティラミス
Posted on 6月 28th, 2010 はおりん No comments200X年、人類は突如現れた大怪獣の攻撃によって大いなる危機にさらされていた。通常兵器による攻撃はほとんど効果を上げることが出来ず、もはや戦略兵器、つまり核による攻撃しか残されていないように思えた。しかし、人類にはまだ知られざる切り札があった。伊太利政府は極秘に開発していた超大型非核兵器を投入。大怪獣を倒すには至らなかったものの、懐柔に成功。かくして人類は未曽有の危機を乗り切ったのだ。
そう、簡易積層式汎用保存容器型乾酪甘味兵器、その名も「ティラミス」の活躍によって・・・などというワケのわからん出だしで始めてしまったが、つまるところ簡単にタッパで作るティラミスのレシピのメモである。
材料
- 生クリーム 100cc
- コーヒー 150cc
- グラニュー糖 小さじ2
- カステラ 1パック (というか作る大きさ分)
- ラム酒 か ブランデー 少々 (隠し味)
- クリームチーズ 200g
- ココアパウダー というかインスタントのココアの素
- ボウル 大きいの1つ
- 計量カップ 1つ
- タッパ 適当にいくつか
- ハンドミキサー 電動ミキサーなら、なお良し。
- ヘラ 木ベラよりプラスチックのものが良い。無ければ大きいスプーンでもなんとななる。
- ハケ パイに卵黄塗ったりするやつ。あれば良い。無くてもなんとかなる。
クリームチーズは「雪印クリームチーズ」みたいなスーパーで売ってるやつでいい。
コーヒーは、インスタントで入れるか、コーヒーメーカーで、濃いめに。
ラム酒かブランデーは、無くても大丈夫。準備
濃いめのコーヒーを作っておきます。冷めてる方がいいので、先に作ります。
インスタントコーヒーの粉を多めに入れて作ってもいいし、コーヒーメーカーに、豆を多めに入れてもいいようです。
量は大体150ccくらい。どうせ適当に浸すので、適当で。クリームチーズは、柔らかくしておきます。
凍ってるようなら、レンジで少し温めて、「ふにゃ」とするくらいやわらかくしておきます。
温めすぎて溶けないように。生クリームを泡立てます
生クリーム100ccを計量カップで計り、ボウルに入れます。
グラニュー糖を小さじに取り、2杯、加えます。あとは、ひたすら混ぜます。
でも、完全に「ホイップクリーム」にしてしまっては、ダメ。
少しとろりとするくらい、っていうか適当に砂糖が混ざれば良し。クリームチーズを加えます
クリームチーズを「ぶつ切り」にしながら、上記のクリームに加えていきます。
ぶつ切りにしないと、硬くてハンドミキサーが動かなくなるんで、4分の1くらいずつ入れて、混ざったら次を入れる、という感じで少しづつ入れていきます。最終的に200g全部入れて、全体を混ぜます。
この部分が、ティラミスの上層部分になるので、全体をしっかり混ぜないと、なめらかになりません。
硬くて重いけどがんばります。カステラをタッパに敷いてコーヒーを塗ります
まずタッパに1cmほどコーヒーを入れます。
コーヒーは冷めてるほうがいいです。ぬるくてもいいけど、熱々は避けましょう。どうなるか知りません。次はカステラをタッパに敷きます。
ちょうどいい大きさになるように、タッパ全体に敷きつめるといいです。スキ間は必要ありません。
といってギュウギュウにしてもカステラが崩れるので、適度に、スカスカじゃなくなればいいです。
カステラの底の紙は取りましょう。忘れると大変後悔できます。
あと、ボロボロ崩さないように気を付けましょう。
この時点でカステラにはコーヒーが染みていきます。カステラを敷きつめたら、その上からコーヒーを塗ります。ブラシやハケが無ければ、スプーンで振りかけていってもいいです。
コーヒーをドバドバ入れるのはやめましょう。びちゃびちゃになって後悔できます。
カステラ全体にまんべんなくコーヒーが染みわたるのが目的です。ボウルの中身を積層します
ボウルの中身を、ヘラか、大きいスプーンでカステラの上に塗っていきます。
この「上層」の厚みで、「チーズケーキっぽさ」が変わります。チーズ好きな方は、たっぷり塗りましょう。
苦味重視の方は、タッパを増やして上層を薄めにしましょう。
上層の厚みは「カステラの厚み x 0.5」~「カステラの厚み x 1.0」くらいの間で調整するのがオススメです。好みによります。上級編:4層構造
2層では満足できない方は、もう2層、上に重ねましょう。
この上にさらにカステラとクリームを重ねるわけですが、カステラにはあらかじめ少しコーヒーを含ませておくと良いです。
4層構造にする場合は、下から2層目、中間になるクリームの層は薄めにしておきましょう。
下から3層目のカステラに染み込ませるコーヒーは少し少なめにしておきましょう。崩れます。
ちなみに4層は、僕はやったことないです。仕上げ
ここまで出来たら、1晩くらい冷蔵庫で冷やします。
すると全体が少し固まってますので、ナナメにしても流れなくなります。仕上げにココアパウダーを好きなように振りかけて完成です。
保存料、着色料等は一切使用しておりませんので、冷暗所に保管しお早めにお召し上がりください。ココアパウダーを振りかけた後、さらに1晩くらい冷蔵庫で放置するとココアパウダーが黒く沈着して、「一見コーヒーのように見える」ようになります。あと苦味も出るので、ビターな味になります。
・・・確か。
未分類One Response to “簡易積層式乾酪甘味 – ティラミス”
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「クリームチーズを加えます」の部分で、これでもかっ!!てくらいに混ぜて混ぜてかき混ぜてあげないと、クリームチーズの塊が残って失敗します。
なめらかになるまで混ぜましょう
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