ピザの斜塔

ピザを焼く時、生地を指先でヒラヒラと回したりする映像があります。

アレを、超巨大なピザでやろうとしたプロジェクトが、過去、イタリアで行われました。
これにはおよそ100人の職人が参加し、塔の上で巨大なピザを回転、生地の面積は半径20mにも及んだと言われていますが、結局、その巨大な生地を入れる窯が無かったとのこと。

なお、この実験により、生地の遠心力によって舞台となった塔は大きく傾斜してしまい、以後、ピサの斜塔として観光名所になっています。
さらに、15世紀にドイツでも同様の実験がソーセージを用いて行われており、それによって傾斜した塔はピサの斜塔以上に傾いてしまったことが判明し、来年のギネスブックからはそちらが世界一傾いた建築物として登録されるようです。

塔と言えば日本でも、東京タワーが「もっとも怪獣に破壊された回数の多い塔」としてギネスブックに登録されております。

以上、APR特派員、フール・エイプリル・ワタヌキがお伝えしました。
※この記事には「事実とは異なる」部分が多数含まれています。

（この記事は2009/11/16の業務日報に書かれたものを、編集部にて2010/02/04に編集・再掲したものです。）

APR通信