Minecraft

先頃、Xbox360版が発売され、そこそこ良い売れ行きらしいMinecraft。
実は僕も1ヶ月ほど前からハマっている。MinecraftとPSO2のためにPCを新調したくらいだ！

最初、ちょーこえー

Minecraftを開始して10分、誰もが感じるであろう感覚が、「恐怖」である。
マインクラフトの世界は、日が落ちると本当に暗い。周囲がほとんど見えなくなる。現実だって月が出ていればもう少し明るいくらいだ。（この辺はPCによってマチマチだろうけど）

マインクラフトの世界では暗くなるとモンスターが湧く。ゾンビにスパイダー、「匠」の愛称で有名なクリーパーに、ROでもおなじみ「アチャスケ」こと、弓を持ったスケルトン。
家造りが間に合わなかったりすると、突然背後からスパイダーに襲われたりする。ゾンビなんかは常時「うぅ～」とか唸ってるのでマシだが、匠なんぞ自爆寸前まで無音なため、気づいたときにはもう遅かったりもする。

ちなみに「匠」の愛称だが、クリーパーというMOBはプレイヤーに一定距離まで近づくと「シュー」という音とともにカウントダウンを開始、数秒で自爆する。この自爆によって「自宅を強制リフォームされた」人が多数いるため、匠と呼ばれるようになったそうだ。かくいう僕も2度ほどリフォームされた。幸い被害は大きくなかったが。

最初の10分

さて、マインクラフト世界に降り立ったとき、場所は世界のどこかだが、時間は必ず「朝」である。マインクラフト世界は昼10分、日没と夜明けに1分半ずつ、夜7分の計20分だが、つまり最初にゲームを始めてから、敵に襲われるまで10分しか無いということである。
10分以内に、せめて木材を入手し、出来れば石炭か木炭を入手し、出来れば羊毛を入手したい。

少なくとも木材があれば簡単な家が作れて、敵から身を守れる。近くに土の崖があれば横穴式住居も作れる。

近くに石炭が見つからなければ、せめて石を見つけて採掘し、丸石を8個入手して「かまど」を作っておきたい。
原木とかまどがあれば、木炭が作れる。木炭か石炭があれば、「松明」が作れる。
この松明のどれほど重要なことか！！
マインクラフト世界でプレイヤーが設置する明かりはほとんど「松明」だろう。後半になれば他にも光源はあるが、最初は松明だ。たぶんいつまで経っても松明は主役だ。松明が無ければ家の中は真っ暗で、敵も湧く。家の外も真っ暗であちこちから敵の声がする。

さぁ、諸君、松明だ！
存分に松明を作り！
存分に松明を持ち！
存分に松明を設置するがいい！

松明がいかに重要かおわかり頂いたところで、7分間の長い長い夜を乗り切る方法をお教えしよう。
それは眠ることである。寝れば一瞬で朝が訪れる。

ただ、「Mr.Minecraft」と呼ばれているプレイヤーキャラは、野宿は出来ない。そこら辺に寝転がって眠ることが出来ないのだ。そこで必要になるのが、ベッドである。ベッドは木材と羊毛から作られる。近くに羊が見つからないと、家から出るわけにもいかず、寝ることも出来ず、ただただ壁を見つめる7分間を過ごすことになる。

もちろん、家から出てゾンビと骨を相手に戦ってもかまわない。木材があれば剣が作れる。石があればもうちょっと良い剣が作れる。戦うことは出来る！（ただし、装甲は紙である。）

ここまで来れば無事に1日か2日は生き延びて、現実世界で30分くらい、時間が経過しているだろう。それにしてもマインクラフトの夜は怖い。

メイドさんばんざい！

ところでMinecraftは基本的に孤独である。マルチサーバーでプレイしていれば他にも人がいっぱい居るだろうが、原則的にはシングルプレイで孤独なゲームである。この孤独感も、恐怖を増長させているに違いない。

ところがマインクラフトにはMODと呼ばれる、改造キットと言うべきか、アドオンと言うべきか、とにかくそんなような、拡張パックのようなものが大量に存在する。それらはすべて有志によって作られたものだ。
そんなMODの中に「LittleMaidMob」というMODが存在する。このMODは、マインクラフト世界にメイドさんを追加し、雇用し、一緒に冒険することが出来るようになるMODなのだ！！

メイドさんに剣を持たせれば護衛もしてくれる。メイドさんに護衛してもらいつつ、拠点周辺に徹底的に松明を設置すれば、敵モンスターも湧かなくなるため、夜の恐怖はかなり和らぐ。
ちなみに開発者は「恐怖を表現」したいらしいけど、背後から襲われると本当に心臓に悪いので、怖いのが苦手な人は、怖くないように工夫したら良いと思う。本当に怖いんだってば！
会社で始業前に洞窟を探検してて、何度「びくっ！」ってなったことか・・・メイドさんが一緒に居てもなお、洞窟内では突如襲われることがある。

ずーっとやってる

というわけで、ここんとこずーっとマインクラフトやってる。
いろんなMODを入れてみたり、むしろMODを開発してみたりしてる。
開発言語はJAVAなので、まぁ、慣れればそれなりに作れる。

ところがその、MODの制作手順というものがすごい。
まずマインクラフトのソースをデコンパイルすることから始まるのだ！APIなんかねーぜ！
その文化のせいか、MODの中にはソースを公開していないものが、多数存在する。
「見せられない」とか「見せたくない」とか、そういうことではなく、「改造したいならデコンパイルすればいいじゃない」的な文化なのだ、恐ろしい。

decompileはなー・・・正常に出来ないことも、たまにあるからなー・・・
ちなみに僕はソースを公開する方針です。
だって・・・僕の手元に正式なソースがあるのに、「デコンパイルしろよ」っていうのも、おかしな話じゃ・・・ない？

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