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ピッチキシュヘンシタ
Posted on 11月 26th, 2012 はおりん No comments基本的に「PHSは通話専用」と割り切ってるのが、僕のPHS使用スタイルです。
DDIポケットの頃からPHSは音質が良くて好きだ。
電話口の向こうで流れている音楽、見ている番組まで分かる。
電話でエッチな声を聞くには最(ryそんなPHSだが、いわゆる「Dポ」からWillcomに変わってからもいろいろ使った。
とくに酷かったのはW-ZERO3を使っていた付近で、それこそもう「取っ替え引っ替え」状態だった。そんな僕のWillcom端末もいろいろあって減っていき、最終的には「Bluetoothの使える最後の端末」(当時)だったWX310Kをせぴからもらって使っていたのだが、接触不良を起こしており、ちょっと衝撃を与えると電源が切れる状態になってしまい、家に置きっ放しになっていた。
そんなある日、ふとヨドバシAkibaに寄ってみると店頭でWillcomの新機種が売られていた。
「HONEY BEE 4」であった。
そこそこ気に入った端末だったのだが、その日は契約中の端末を持っていたなかったため、「今日は端末がないから機種変できねーや」と言ったら「できますよ!AIR発番で!」とアッサリ言われてしまったので、「AIR発番すげーなー」と思いながら機種変したのが、もはや1年と11ヶ月前。それからしばらくは1台目端末として、スマホに変えてからは2台目端末として活躍してもらったHONEY BEE 4だが、不満もあった。
・まずBluetoothが無い。うちにある有線のイヤホンマイクはPHSのノイズを拾うので使い物にならない。結果、手に持って通話するしかないのだが疲れるので、ヘッドフォンを付けてHONEY BEE 4を挟んで話していた。時々ズリ落ちてくるw
・キーが押しにくい。メールなど打てたものではなかった。とにかく押しにくい。こういったわけで、スマホとPHSと使い分けていたのである。
BluetoothについてはSOCIUSが発表されたときに非常に期待したのだが、残念ながら「SOCIUSをスマホのハンドセットにして、スマホの回線で電話」できるのだが、「SOCIUSにヘッドセットを接続してPHS回線で電話」はできなかった。さて本題
そんなWillcomだが、そんなHONEY BEEシリーズだが、この度新機種を発表・発売した。
それが「HONEY BEE 5」である。(すでに蜂5という略称が付いているようだ。)正直、スルーしてた。
正直、まったく気にしてなかった。通話に関してはHONEY BEE4(以下「蜂4」)で十分だったし、Bluetoothが使えない以上、非常に軽量である蜂4から買い換える理由がなかったからだ。
そう、Bluetoothヘッドセットが使えないなら、買い換える必要性など、無かったのだ。だが!蜂5は蜂4とはまったく違っていたのだ!
蜂4とは違うのだ、2年前の旧型とは違うのだよと言わんばかりに、蜂4で不満だった点をことごとく克服してきた!
それがHONEY BEE 5だったのだ!まずBluetooth
まず最初に書いておきたいのは、Bluetooth対応についてである。
上述したとおり、SOCIUSでは「子機にはなるが、ヘッドセットの親にはなれない」という、完全に「2台目」仕様だった。
だが、蜂5は「外では2台目、家ではメイン」仕様である。出先でスマホをメインに使っているとき(コム友と長電話しないとき)、蜂5はスマホの子機とするのが良い。
スマホに電話がかかってくると、蜂5でも着信する。
アドレス帳を合わせておけば名前も表示される。
ここまでは普通だ。特筆すべきは、蜂5で設定した着信音が流れること、蜂5のアドレス帳の設定で鳴り分けが出来る(らしい)ことである。
Bluetoothヘッドセットなんかだと、味気ない着信音が流れるものがほとんどだ。
だが、蜂5は「携帯電話」として基本的な機能を備えているため、Bluetooth経由の着信も、自身の回線の着信と同じように処理できるのだ。
ちゃんと着信履歴にも残る。
そして、着信履歴からスマホ経由で発信も出来る!もちろんアドレス帳からも、スマホ、PHSどちらの回線でも発信できる。僕はドコモの「Xiカケ・ホーダイ」に加入しているので、ドコモ相手にはスマホ回線で、それ以外にはウィルコム回線で発信したい。
そんな時でも蜂5ならいちいち電話機を変える必要が無い。蜂5がポケットに入っていて、スマホの電源が入っていれば良いのである!さて、そろそろ家に帰るとしよう。
家に帰ったらゲームをやりながら長電話だ。もちろん回線はウィルコムを使う。
だが2時間3時間・・・とは言わなくても、パソコンで作業しながら、またはゲームをやりながら、電話を片手に持っているのは、かなり邪魔だ。
となればもちろんBluetoothヘッドセットの出番である。蜂5のBluetoothを「子機モード」から「親機モード」に切り替える。
これでヘッドセットとの接続が可能になる。
(もちろん、スマホ経由での着信はできなくなる、はずだ。)
Bluetoothヘッドセットを使えば両手が空いた状態なので何時間話しても腕が痛くなったりはしない。
ハンズフリー機能のあるちょっと良いスピーカーを持っているなら、部屋にいるみんなで電話相手と話すことも出来るだろう。これだよ、これ!
この「親機モード」を待っていたんだよ!他にも改善点
Bluetoothの他に蜂4の不満点として挙げたのが、キーの押しにくさだった。
蜂5ではキーピッチが広がり、キーとキーの間隔も出来て非常に押しやすくなっている。
実際、蜂4と蜂5を並べてみると、蜂5の方が「キー領域」が広い。蜂4の方が小さくまとまっているのだが、その弊害が押しにくさだった。あと書いておきたいのが、背面のLEDである。
蜂4では前面右上にしかLEDが無かったため、端末を裏返しに置いておくと、席を外していた間の着信などに気付けなかったりする。
蜂5では大きなLEDランプが背面に搭載されたので、表裏どちらでも着信などが確認できるようになった。あとこれは非常に有名な強化点だが防水になった。
IPX5/IPX7対応なので、多少の水滴ならば問題無く、汚れたときの水洗いも可能だ。
これは地味にうれしい点である。あと、着信音にMP3が使えるようになった。
USBでマスストレージとして認識させることも出来るので、PCからMP3を転送して着うたに設定することも出来る。蜂5は蜂4と同じく、swfでメニューが作れます
面倒なので深くは書かないが、メニューがswfで、待ち受けもswfで、発信画面と着信画面はgifで、それぞれカスタマイズできる。
蜂4の頃から使っているひだまりスケッチのメニューその他を、蜂5向けに書き換えたので、ここに置いておく。
どっかから文句を言われたら即消す。再配布は一切を禁じる。
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